GT3点検
長野県のN様の996GT3(後期)です。今回は一通り点検のご依頼を承りました。
量産ポルシェの一通り点検(ノインマイスターチェック)の料金は、初回の場合だけ、\41,790円です。部品交換などは別料金となります。
点検の結果は、N様にご連絡させて頂きまして、N様の気になる箇所/部品と照らし合わせつつ御相談し、交換する部品しない部品を決めて、作業させて頂きました。
走行距離が少なく程度が良いGT3ですが、今回の点検で色々な事が分かりました。車両本体だけに限った事ではなく、ある作業を実施した会社の事後対応、その根拠の理不尽さなども分かりました。技術不足と技能不足と勉強不足の結果を、技術的に問題ないという論点にすり替えて、門前払いという感じで。よくある気分のよろしくない問題です。
また、即答事項ではなく預かり検討事項だと思うのですが(車両を預かるという意味ではありません)。預かり検討し、社外の技術担当に相談してみれば、自分たちの技術不足(手順の間違い)にも気が付いたハズです。妥協策というか落としどころも有ったハズです。ある会社は良い機会を逃がしたように思います。個人的には、CIされた美しい看板を信頼していただけに、大変残念です。
N様の心中、お察しいたします。
--追記はじまり--
いま、2011年7月14日 18:30です。
ある作業をした会社の件ですが、対処して頂ける事になったと、N様からご連絡が有りました。上記の「大変残念」という部分を撤回いたします。一件落着しそうな感じで良かったです。
--追記おわり--
さて、交換部品の詳細は省略させて頂きます。
ただ、一点、ココでは面白い事例を書きたいと思います。
過去にアライメント調整済みです。恐らくは新車時から適正値であり、調整時にもほとんど触わっていません。試運転では確かに適正である感じはします。
しかし、、、(続きは省略させていただきます。N様にはお話しさせて頂きました)。
工業製品の公差をどう解釈するか、あるいは、気が付かない?スルーする?何かやってみる?と言う選択で、もしかしたら結果が違ってくるかもしれません。
もし今後アライメントをする事があるのでしたら、そのあたりに気配りした追加作業をしたほうが、結果がグーンと良くなる可能性があります。
上記写真。公差の話と関係有るのか別件なのかは分かりませんが、ほんのかすかなステア違和感を感じましたので(微風横風レベル)、リフトアップついでの無料作業というか祖父江の興味にて、左前のバネのロアシートを0.6mm上げました。もしバネレートが6kgならば3.6kgの荷重増加です。テスト走行時に想定したのは0.5~0.8mmでした。ウェイト調整の現実を知ってる人には理解できないレベルかもしれませんね。普通なら誤差レベルですから。
違和感は75パーセントほど改善しましたが、あと25パーセントを求めて深追いすると泥沼にはまりますので、コレで良しとさせていただきました。
車高調製も4輪アライメントもウェイト調整も、手段であって目的ではありません♪
上記写真。ドライサンプオイルタンクのシールリングは銅製ですね。かなり潰れます。
上記写真。お引き取りご来店の直前に再確認です。
遠路はるばる、有り難うございました。お大事にして下さい。
今後ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m











最近のコメント