ポルシェ作業のスキルやセンスと、、品質。(1/--)
ノインマイスター祖父江です。
写真左:
とあるポルシェのアースポイントM6ボルト頭10ミリです。配線末端の丸端子金具が金属ステーに当たっていますし、もしかしたらショートしてるかもしれません。このままでは、やがて被覆が破れて芯線がショート、その次に切れる事が予想できます。
本事例はアース線で、ショートしても何も起きませんから、とりあえずは問題ないと言えばそれまでです。しかしコレが電源ラインや信号ラインでしたら、危険ですね。
写真右:
手直ししました。十分に指が届かない狭い場所ですし、共回りするので少し面倒でした。カメラやフラッシュが思うように届かないので写真撮影も苦労しました。
ボルトを締めるだけの単純作業が、実は奧が深いのです。日本車でこの様な状況が少ないのは国産設計者や生産技術の方々の努力の成果でしょうか。
ポルシェメンテ作業時の小さな積み重ねが、個々の部品の寿命、しいては車両全体の寿命や性能を左右すると考えます。
ポルシェ車やポルシェ社が、生産ラインやマーケットのメカニックに、比較的高度なスキルを要求してるとも言えます。生産性はカイゼン導入(1997年式のボクスター登場前)にて激変したようですが、しかし、作業者一人一人に要求されるスキル自体はナロー以降いまだに変化していないように感じます。
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