お知らせ 携帯電話が不通
ノインマイスター祖父江です
現在、祖父江の携帯はつながりません。昨年末に携帯キャリアをMNPで変更しました。使用料金は引き落としになってると思っていましたが、請求葉書にて振り込む必要があるとの事です。事情がわかっておりませんが、料金を支払うまでは繋がりません。ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | |||
| 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
| 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
| 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
| 26 | 27 | 28 | 29 |
ノインマイスター祖父江です
現在、祖父江の携帯はつながりません。昨年末に携帯キャリアをMNPで変更しました。使用料金は引き落としになってると思っていましたが、請求葉書にて振り込む必要があるとの事です。事情がわかっておりませんが、料金を支払うまでは繋がりません。ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。
お世話になります ガレージノインマイスター祖父江です。
現在、過去最大の予約を抱えております。
心苦しいのですが、新規の年内の作業受付を終了させて頂きました。
1月の予約受付も今のところ、流動的で見通しが立たず、おそらく2月からの受付になると思います。
オイル交換や緊急を要する事などは御相談ください。
ブログ更新のネタは、溜まっております。年始頃、時間があれば書きたいと思っております。
年末は、ギリギリまでドタバタしている事があるため、今年は、これにてブログ終了させて頂きます。
今年一年有り難うござい舞いました。来年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m
お世話になります ガレージノインマイスター祖父江です。
車両をお預かり中のお客様、御入庫待ちのお客様、お待たせして申し訳ございません。順次こなしていきますので、お待ち頂けますようお願いいたします。
当店の管理顧客様の継続車検や緊急を要する作業、エンジンオイル交換以外は、お待ち頂く状況となっております。各種ご相談はお早めにお願いいたします。
お問い合わせや御相談のお客様、直らないとか不思議な症状でしたら、まずは、A4コピー紙に半分~1枚ぐらいに、年月や距離を含めて、時系列で状況を簡単にまとめてから、お電話頂けますと助かります(ノインマイスターにてお車をお預かりする時に、そのコピーも頂けましたら助かります)。
よろしくお願いいたします
岐阜県のT様の964Carrera2です。今回は車検整備のご用命を承りまして有り難うございました。車検整備にて特筆すべき事項はございませんでしたので省略させて頂きます。
「ブログ更新を楽しみにしています」との事、有り難うございます。遅くなりましたが少し書きたいと思います。
数年前の事です。タイヤ交換をさせて頂きました。交換後の試運転で、ハンドルの振れが少し気になりました。特定のスピードで共振的に発生するのでは無く、速度に比例して周期が早く/振動が大きくなりましたので、重量バランスでは無い事はスグに分かりました。
再度、タイヤを外し、外注先であるタイヤ屋さんにて、バランサーに掛けて回しながら、物理的な縦振れと横振れなどを目視確認/点検しました。ホイール自体の振れは全くありませんでした。タイヤには少しありましたが、常識の範囲内であり、むしろ少ない方でした。
せっかくですから念のために、精密なウェイトバランスを実施しました。名前が有ったはずですが失念しました。その結果が下記写真です。
写真左から
1 ウェイトはホイールの表側に貼る、外貼りです。精度を出すために今回は内貼りはしませんでした。
2 ホイールの裏側は、通常は内側だけですが、センターにも貼ります。つまり3列に貼ります。
3 精密なバランスを取るためのウェイトの薄さにご注目して下さい。小さなグラム単位で合わせる事が出来ます
4 一般的なウェイトの厚みです。
964にタイヤホイール装着後、状況は少しは良くなりましたが、根本的には変化は有りませんでした。それからが、長かったです。何回もホイール脱着を繰り返しながら、装着位置をずらしたり、ハブとホイールの接触面を清掃したり、締め付け時にホイールのセンターリングを工夫したりと。
色々苦労した甲斐がありまして、振れはぴたりと収まりました。
ピタリと収まったときの振動の少なさは特筆すべきレベルと成りましたが、しかし、脱着の度に微妙に振れが出る事があります。相当にシビアな状況に成っているようです。
今回、車検整備の時に、写真を撮ってみました。下記写真です。
左から
1 ホイール当たり面をスクレーパーですくって、汚れや埋没した砂利を除去します。写真はありませんが、ハブ側も同様に綺麗にして平面を確保します。スタッドボルトも清掃後、グリスアップします。
2 ホイールの仮締めは空中で、タイヤを下から支えて、ホイールタイヤの1G状態の荷重がスタッドボルト部分に掛からないようにしつつ、ナットを少しずつ締めて、5本締めたら又緩めて再度締めてを、何回も繰り返すと、センタリングがドンドン良くなります。締め方も最初は指の力だけで軽く5本締めて、何回かに分けて位置を変えながら徐々にトルクを上げていきます。
3 空中にて締めれるだけ締めてから、タイヤを地面に設置させたりブレーキを掛けたりの回り止めをして本締めします。個人的には写真の状態で手で押さえるだけで13kgmで締める事が出来ます。
普通は、ここまで実施する必要はありません。また綺麗に清掃すると、腐食が極端に発生しやすくなりますので注意が必要です。
たかがタイヤ交換、ホイール脱着ですが、奥が深いです。
一般的なご意見として、ハブセンターのズレという話が出てくるかと思いますが、その概念もしっかりと存じております。
余談ですが、ノインマイスターにはチェンジャーとバランサーが無く、外注作業となります。それらの機械を操作した事もあります。更にはマイカーにて225/45-17、255/40-17、225/40-18をタイヤレバー(バール)を使って手で組んだり外したりした事もあります。俗に言う手組みです。残念ながら265/35-18だけは体重不足から組めませんでした。手組みで苦労してみると、チェンジャーを使っているだけでは分からない事に、気が付いたりします。
T様、また興味深いお話しをお聞かせ下さい、楽しみにしています。
別件の部品は、入荷までしばらくお待ち下さい(入荷後、TELさせて頂きます)。
ありがとうございました、今後ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m
ノインマイスター 祖父江
愛知県のO様のポルシェボクスターの痛車です。
# ぢつわ、アニメに疎いでゲソ。はじめて痛車の実車を見たでゲソ。 素敵じゃなイカ!
ノインマイスター多忙のため、1~2ヶ月、お待ち下さいますよう、
お願いいたします(した) m(_ _)m
以下はwikiからの引用です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/侵略!イカ娘
あらすじ
海洋汚染を続けてきた人類を侵略するために地上にやってきたイカ娘。
しかし最初の侵略拠点として目をつけた海の家すら制圧できず、挙句にうまく丸め込まれてそこで働かされるはめに。
果たしてイカ娘が人類侵略を達成する日は来るのだろうか。
この物語はイカ娘とその周りの個性豊かな人間達が繰り広げるドタバタコメディである。
964エアコン調整
数日前の話です。
K様から始めてのお電話で、エンジンが暖まってくると、エアコン(冷房)の効きが弱くなるとの事でした。お電話や来店時の話や経緯を、箇条書きにします。
1.K様は964を個人売買で購入されました。
2.某店で車検を取得されました。
3.エアコンはR12からR134aにコンバージョン済みで、エンジンが冷えているときは冷房が良く効きます。
4.お電話で、冷風の中にヒーター温風が混じってるであろう事と、その原因はサーボモーター不動か調整不良であろう予想をお伝えしました。
5.ご来店頂いて拝見し、微妙な調整した所、劇的に改善(又は完治)しました。
6.ぱっと見では、調整しなくても温風は出てこないハズと思えましたが、調整を試しました。ハズという思いこみは、経年変化や個体差で状況が変わるポルシェの前では何の意味もありません。
7.某店の見解は(M様がお話しして下さいましたが)、省略いたします。。。
今回の微妙な調整には、基準値や普遍的な正解位置はありません。
こういう場所を調整しなければ性能を十分に発揮できない、それも部品脱着の都度や経年に応じて調整しなければならないのは、日本車の感覚や現代の物作りの感覚では考えられない事ですが。しかしこれがポルシェ、特に空冷なのです。
お名前だけお聞きいたしまして、ご請求額として調整代金二千円を頂きました。
有り難うございました。
K様はおそらくは当店のお客様の中ではお若いオーナー様だと思います。古き良き時代の空冷ポルシェをお楽しみ下さい~♪
今後ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m
お盆前の話です。
岐阜県のM様で、今回が始めてのご来店でした、有り難うございます。
当店では改造車(チューニングカー)をほとんど取り扱っておりません。
今回のオイル交換前に、M様の知人様経由で改造箇所を含む故障修理の打診がありましたが、お断りさせていただいた経緯がございます。
しかし今回、(既に、改造店で修理済みです)、オーナー様との事前相談を経て、当店が出来る範囲の作業という事で、オイル交換をさせていただく事になりました。使用したのはYACCOのGALAXIE(合成油15W-50)です。
話の流れで、M様の新規事業の話など、新鮮で勉強になるお話しをお聞きする事が出来ました。アグレッシブな姿勢が素敵で感動いたしました。成功をお祈りいたします。
今後ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m
愛知県のS様のポルシェ930ターボ(1989年5速)です。
半年ほど前に初回の点検整備を承りまして、次回は6月頃という仮予約を頂いておりましたが、ノインマイスターの都合により遅れまして申し訳ありませんでした。今回は前回の残作業を少しと新たな点検整備を承りました。有り難うございます。
エンジンオイルや小物部品の交換などをさせていただきまして、それ以外にトラブルシュート的な検討事項もありました。詳細は省略させて頂きます。
下記写真は、早朝同乗テストラン時のパーキングエリアとEVC-S(ブーストコントローラー)調整走行中の写真です。
念のために点火時期調整工具とタイミングライトを持参しました。
祖父江が5速で踏むつもりで出かけましたが、S様ご自身でしっかり踏んで頂けましたので、セッティングは順調に終わり、通勤に間に合うように帰還できました。
メンテの度にどんどん調子が良くなっていくと、オーナー様も祖父江も嬉しいです。
有り難うございましたm(_ _)m
PS.車中でのお話しの件ですが、ひとつ言い忘れがあります(お電話下さいorお電話いたします)
岐阜県のY様のPorsche Cayman Sです。
つい先日、ご予約のお電話をいただきまして、今回が始めてのご来店です。有り難うございます。
上記写真。圧力確認/真空引き/ガスチャージです。
過去の状況をY様とお話しした結果、恐らくは今年の夏は冷え続けるであろう感触を得ました。
エアコンの根本的な点検修理はどのように展開していくかの御相談も有りましたので、ご説明させて頂きました。
上記写真。完成後のY様のケイマンの前で写真を撮影させて頂きました。ブログ記載もご快諾頂きまして有り難うございます。
右側がポルシェオーナーのY様で、左が祖父江です。
オイル交換のご予約も承りましたが、現在多忙なため、改めてノインマイスターからご連絡させていただくことになりました。しばらくお待ち頂けますようお願いいたします。
有り難うございましたm(_ _)m
愛知県のT様のポルシェ911Carrera(3.2カレラ)です。今回はトラブルシュートを承りました。
ご来店時に車両を簡単に拝見すると、ブレーキオイル(フルード)が入っていませんでした(漏れてました)。T様はビックリされつつも、DIYの自己流改造は楽しいけれど、リスクと裏腹、と、おっしゃいました。ごもっともです。
車両お預かり後、何回か移動したところで(距離50mぐらいでしょう)、ブレーキペダルがエアを噛んだ感触になり、以後は、サイドブレーキを利用して停車しました。間一髪というかギリギリで当店へたどり着けたのかなと思います。ご無事で何よりでした。
さて、本題のスターターモーターです。
数年前より、時々セル本体がカチンと言うだけでクランキングしない症状が出ており、プルインコイル(ソレノイドスイッチ)とセルモーター本体を交換したものの症状に変化が無く(単純に交換しただけですね)、安心して乗れるようにするために原因を探る事になりました。
今回、一ヶ月ほどお預かりしましたが、症状は一回も出ませんでした。トラブルシュートとしては、難しい部類です。まずは、以前のセルモーターを分解してみました。下記写真です。
写真左:アーマチュアのコンミュテーターは荒れていますが、セルカッチン病の原因では無さそうです。
写真右:ブラシも荒れてますが、セルカッチン病の原因では無さそうです。
接触面の欠落状況から突入電流は多めかもしれません。
セルカッチン病発生中でも、プルインコイルは作動してるように思えます。そうすると、疑うべきは、大電流が流れるメイン回路となります。
決めつけは判断を誤る事に繋がりますが、まずは接触抵抗が増大していると仮定して、それを見つける為に、工夫して色々と測ってみました。検出精度は、0.1ミリオームです。誤差は0.1ミリオーム以下だと思います。電線メーカーの銅線導体抵抗なども参考にします。色々と測りながら精査していきますが、未知の計測ですから分からない事も多く、推測も多くなります。しかし、メイン回路中に存在するはずがない抵抗値27ミリオームの存在を発見しました。
もし電流が400アンペア流れると、400A*27/1000オーム=10.8ボルト電圧降下し、セルは絶対に回らないでしょう。
次に、27ミリΩの所在をピンポイントで突き止めて、揺すったりしました。揺すると0.1ミリΩ~20ミリΩoverまで変化しますので、接触不良に間違い有りません。力を抜くと必ず16m~27mΩで落ち着きます。原因が判明しましたので適切な処置をして修理完了です。
しかし、お預かり期間中は、セルは回ったのです。計算上、回らないはずなのに回ったのです。不思議ですね。
静的な状態で27ミリΩの抵抗があっても、クランキングは出来たのです。
電子が微少空隙を飛び越えたのか、抵抗部分で発熱し溶着したのか、憶測は尽きません。
症状を確認できない状態でのトラブルシュートと修理でしたが、電気的な数値を精査する限り、ココ以外に異変は見つかりませんでした。数十回以上計測し、再現性/確実性を考慮しました。よって完治したと考えますが、一般論としては、似た異変が別の箇所に発生する可能性も考えるべきでしょう。しかし過去の車両履歴を遡って考察した結果、それは「無い」と考えます。T様の911(のみ)に関しての話です。
「無い」という保証は出来ませんが、20年ほどは安心して良いと思います♪
有り難うございましたm(_ _)m
長野県のN様の996GT3(後期)です。今回は一通り点検のご依頼を承りました。
量産ポルシェの一通り点検(ノインマイスターチェック)の料金は、初回の場合だけ、\41,790円です。部品交換などは別料金となります。
点検の結果は、N様にご連絡させて頂きまして、N様の気になる箇所/部品と照らし合わせつつ御相談し、交換する部品しない部品を決めて、作業させて頂きました。
走行距離が少なく程度が良いGT3ですが、今回の点検で色々な事が分かりました。車両本体だけに限った事ではなく、ある作業を実施した会社の事後対応、その根拠の理不尽さなども分かりました。技術不足と技能不足と勉強不足の結果を、技術的に問題ないという論点にすり替えて、門前払いという感じで。よくある気分のよろしくない問題です。
また、即答事項ではなく預かり検討事項だと思うのですが(車両を預かるという意味ではありません)。預かり検討し、社外の技術担当に相談してみれば、自分たちの技術不足(手順の間違い)にも気が付いたハズです。妥協策というか落としどころも有ったハズです。ある会社は良い機会を逃がしたように思います。個人的には、CIされた美しい看板を信頼していただけに、大変残念です。
N様の心中、お察しいたします。
--追記はじまり--
いま、2011年7月14日 18:30です。
ある作業をした会社の件ですが、対処して頂ける事になったと、N様からご連絡が有りました。上記の「大変残念」という部分を撤回いたします。一件落着しそうな感じで良かったです。
--追記おわり--
さて、交換部品の詳細は省略させて頂きます。
ただ、一点、ココでは面白い事例を書きたいと思います。
過去にアライメント調整済みです。恐らくは新車時から適正値であり、調整時にもほとんど触わっていません。試運転では確かに適正である感じはします。
しかし、、、(続きは省略させていただきます。N様にはお話しさせて頂きました)。
工業製品の公差をどう解釈するか、あるいは、気が付かない?スルーする?何かやってみる?と言う選択で、もしかしたら結果が違ってくるかもしれません。
もし今後アライメントをする事があるのでしたら、そのあたりに気配りした追加作業をしたほうが、結果がグーンと良くなる可能性があります。
上記写真。公差の話と関係有るのか別件なのかは分かりませんが、ほんのかすかなステア違和感を感じましたので(微風横風レベル)、リフトアップついでの無料作業というか祖父江の興味にて、左前のバネのロアシートを0.6mm上げました。もしバネレートが6kgならば3.6kgの荷重増加です。テスト走行時に想定したのは0.5~0.8mmでした。ウェイト調整の現実を知ってる人には理解できないレベルかもしれませんね。普通なら誤差レベルですから。
違和感は75パーセントほど改善しましたが、あと25パーセントを求めて深追いすると泥沼にはまりますので、コレで良しとさせていただきました。
車高調製も4輪アライメントもウェイト調整も、手段であって目的ではありません♪
上記写真。ドライサンプオイルタンクのシールリングは銅製ですね。かなり潰れます。
上記写真。お引き取りご来店の直前に再確認です。
遠路はるばる、有り難うございました。お大事にして下さい。
今後ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m
今朝、930ターボにお乗りの愛知県のG様からお電話があり、ガス補充して欲しいとの事でした。「入れても、また漏れますよ」とご説明したところ、ご承知の上で、とりあえず入れたい、との事でした。
急ぎの作業でしたので、写真はありません。
ガス圧を測るとほとんど入っていなかったため、一度真空引きしてから、ガス量と圧力を見ながら充填し、高めの高圧を考慮してほんの少し少なめで完了とさせていただきました。年数の割には真空保持度合いが比較的に良い感じでしたので、今年の夏は大丈夫でしょう。運が良ければ来夏も大丈夫かもしれません。
有り難うございまいましたm(_ _)m
ノインマイスター祖父江です。
写真左:
とあるポルシェのアースポイントM6ボルト頭10ミリです。配線末端の丸端子金具が金属ステーに当たっていますし、もしかしたらショートしてるかもしれません。このままでは、やがて被覆が破れて芯線がショート、その次に切れる事が予想できます。
本事例はアース線で、ショートしても何も起きませんから、とりあえずは問題ないと言えばそれまでです。しかしコレが電源ラインや信号ラインでしたら、危険ですね。
写真右:
手直ししました。十分に指が届かない狭い場所ですし、共回りするので少し面倒でした。カメラやフラッシュが思うように届かないので写真撮影も苦労しました。
ボルトを締めるだけの単純作業が、実は奧が深いのです。日本車でこの様な状況が少ないのは国産設計者や生産技術の方々の努力の成果でしょうか。
ポルシェメンテ作業時の小さな積み重ねが、個々の部品の寿命、しいては車両全体の寿命や性能を左右すると考えます。
ポルシェ車やポルシェ社が、生産ラインやマーケットのメカニックに、比較的高度なスキルを要求してるとも言えます。生産性はカイゼン導入(1997年式のボクスター登場前)にて激変したようですが、しかし、作業者一人一人に要求されるスキル自体はナロー以降いまだに変化していないように感じます。
ポルシェ911Carrera Turbo Look(ファクトリーターボルック)です。
上記写真、左から
1 エンジンミッションをアッセンブリーで降ろしてます。
2 降りました。エアフロはホットワイヤー(ホットフィルム)に交換してロム現車合わせ済みです。
3 エンジン台(ミッション台)に載せてフロントカバーや5速を外したところです。オーナー様が何か見ていらっしゃいます。
上記写真、左から
1 分解したミッション。
2 旧シンクロナイザーリングの隙間です。
3 新品シンクロの隙間です、広くなりますね。
上記写真、各ギヤのチャンファーです。ルーペで見るよりも写真撮影した後に拡大した方が状況がよく分かります。
交換すべき部品を交換して組みましたら車両に搭載して、何回かし運転して、完成です。
有り難うございましたm(_ _)m
ノインマイスター祖父江です
点検や車検などでお車をお預かりしたとき、まずは眼で見ます。車両各部の構造物や機構の状況を眼で見ながら、同時に眼に見えていない状態を考えます。ボケーッと見るわけでは有りません。
経験値が浅い車両の場合には、アチコチにレンチやボックスソケットやドライバーを当ててみます。軽い増し締めですね。そうすると、時々、緩みやすいナット/ボルト/ネジが有る事に気が付いたりします。それは、経験を重ねると、車両固有の状況(個体差)であったり、車種固有の状況であったり、色々である事に気付きます。
あるいは、ココが緩むと大変な事になるなぁ、と感じれば、増し締めしてみたり。
何か違和感を感じたら、点検料金が増加しない範囲で、部品を外したり、ボルトナットを一度緩めて見たりも、します。
時にはボルトナット交換したり、ロックタイト(ネジロック)を塗ったりもします。
しかし個々の細かい作業はお客様にお伝えしない事が多いです。
たまに有るのですが、ネジ雌ねじをリコイル修正したり、何らかの割れ箇所を溶接修理などの場合には、事前連絡の上でご請求させて頂いております。
当然、消耗品やオイルの状況確認などを含めて、世間一般で行われる点検も実施しますから、更にその上のノインマイスター独自視点という事で、この記事を書いております。
上記写真は、964のエアクリーナーボックス内部です。オーナー様にはお伝えしていなかったと思います。エアクリーナーエレメントの下流側(エンジンに近い方)に、ファンネルが付いています。ファンネルを外すと、ナット4個が見えます。このナットはロックナットであり、緩みにくく、緩んでも脱落しないナットです。
緩まないと思いますか? 脱落しないと思いますか?
はい、ナットは緩みません。正しく仕事してるナットは優秀です。
しかし、エアフロメーターにねじ込んであるスタッドボルトごと、抜けてくるのです。こちらの車両も、締めてみたら、4個のうちの1個だけ、5~6回転ほど回りました。
964初期車両は、「スタッド埋め込み+ロックナット」ではなく、ボルト締めでした。ボルトは良く緩み、エアクリーナーケースの中に脱落していた事例もありました。
もしもボルトやナットがエンジンに吸い込まれていたら、エンジンブローでしょうか。
上記写真は、996のワイパーアーム付け根です。ココは、テーパー勘合+スプラインです。オス側は鉄でスプライン付きです(スプラインというのは、線状の凹凸です)。メス側はアルミ合金で、新品部品にはスプラインは無かったと思います。
ナットが緩むと言うよりは、アルミが微妙に挫屈したり、アルミがスプラインの凸部分で押されて凹んで、その結果ボルトテンション(張力、軸力)が減少し、ナットが緩むのだと思います。同じ車両を2年ごとに車検点検して都度増し締めしていると、やがて締まらなくなります。座屈や凹凸がなじんでアタリが付くというか落ち着くのでしょう。
こちらの996は、現在のオーナー様になってからの主な整備履歴はお聞きいたしました。車両を拝見すると、過去に、どのようなスキルとどれぐらいの注意力で整備をしたか、およそ想像が付きました。リフトアップして拝見すると、一生懸命にやっている事は十分に分かりました。直近の大きな点検整備も、その前の点検整備も、担当したメカニックは教科書的に決められた事を無難に遂行した、余計な事は一切していない、そう感じました。
故に、祖父江がひねくれているのかもしれませんが、ワイパーアームは絶対に締めてないと思いまして、レンチを当てる前にカメラを用意して、増し締め前と増し締め後の写真を撮りました。それが上記の写真です。75度ぐらい回ったでしょうか。予想通りでした。
ココのネジピッチはM8*1.25だと思います。ナット移動量は1.25mm*75/360=0.26mmとなります。
ナットが緩む方向(この写真だと上方向)へ0.26mm移動すれば、締結力はほぼゼロでしょう。走行中にワイパーが外れずに良かったと思います。
テーパー勘合部分は食い込んでいますので、もしナットが完全に緩んでもスグにワイパーアームが空回りする事は無いでしょう、しかし時間の問題です。
緩みが進行すると、最終的にはワイパーアームが空回りしますが、たちが悪いのは、ワイパーアームがボディを叩く可能性がある事です。
点検時に、ココを締める車屋はほとんど居ないと思います。
点検では、車両の各部の構造物に触手してみて(レンチ当てたりドライバー当てたり、場所によっては素手で触ったり)、構造を考えて、緩む可能性や、将来の不具合の可能性を考えています。それが、トラブルを未然に防ぐ事に繋がると考えます。
もちろん、壊れてから壊れた箇所だけを直すのも、一つの方法だと思いますが。
車の試運転では、クラッチやブレーキやアクセルやシフトレバーなどの操作感を感じながら神経を集中します。集中しながら感じ取っている感覚について考えます。操作リンケージやしゅうどう部分の油ぎれ感を感じる事もあります。給油や調整などで簡単に改善する部分は、だまって実行している事も多いです。
同じ車両を毎年や二年ごとに点検していれば、毎回同じ場所に何か感じる事も有れば、都度違う場所に何かを感じたりもします。
一般のオーナー様/ユーザー様も、ポルシェ/外車/国産問わず、機会があれば、色んな車を運転してみると良いと思います。年式やバージョンに依る違いを感じれば、理解がひとつ深まります。
同じ車種同士で何か違いを感じれば、それはどちらかの車が、ワンステップ、良くなる事にも繋がります。
それから、小さな事でも、何か気になった事、気付いた事は、聞いてみて下さい。大抵は全く心配無用の事が多いですが、気にしてるよりは聞いてみてスッキリする方が精神安定上、良いです。時には重大な発見に繋がる事もあります。
@大事故(トラブル)は小さな異変から
滲みから漏れに変化しつつある状況でした。滲んだオイルが、地面に垂れるような事はありませんでしたが、イグニッションコイルの遮熱板(ヒートシールド)やイグニッションコイル等が油まみれでドロドロでした。
上記写真の左から順に
1 右バンクカムカバーの半分ぐらいが写真に写ってます。カバー全体的にベトベト/テカテカでした。
2 左バンクは全体的に綺麗でした。赤枠は左オイルポンプです。
3 右バンクカムカバー外しました。
上記写真の左上から右へ向かって
1-1 修理前のオイルポンプ(右バンクのリターン)
1-2 修理前のカムエンドキャップ(右バンク)
2-1 修理後のオイルポンプ外観
2-2 修理後のカムエンドリッド
カラカラに乾いて気持ち良くなりました♪
ポルシェの修理屋のノインマイスター祖父江です。
6年ほど前に、とある空燃比計を買いました(OLD-AF計、とします)。2ヵ月後に空燃比計の電源ケーブルを加工していた時に誤って基盤と空燃比センサーを壊してしまいました。
OLD-AF計の中を見ると、基盤はチップコンデンサーが焦げていました。
とりあえず同じ店から同じ空燃比計を購入して、以後使っていました(NEW-AF計、とします)。
購入日の違いは65日ほどです。
先日、NEW-AF計を使用中、液晶表示がチラチラする故障症状が発生しました。
NEW-AF計本体筐体外側の液晶面を指で弾くと、チラチラが変化しましたので、液晶の接触不良だと思い、LCDモジュールを分解し、液晶を取り出し、導通面を拭いたりしてみました。下記の写真が液晶です。
LCDモジュールはフラットケーブルでしっかりとハンダ付けしてありましたので問題ないでしょう。
結果は、変化が有るような無いような、よく分からない状況でしたが、直っていない事は確実です。
そこでOLD-AF計のLCDモジュールを分解し液晶を取り出して、換装しました。結果、数日間は直っていました(と、思っていました)。
しかし数日後、再発しましたので、直っていません。原因は別にあります。
トラブルシュートの経緯は省略します。
結論は、AF計本体駆動電源(006Pの9V電池)の配線接続部付近にあるIC(三端子レギュレーターLM1086)の、レギュレーター本体の接触不良というか、「剥がれ」でした。
OLD-AF計の該当箇所は、ハンダ付けされていました。
NEW-AF計の該当箇所は、ハンダ付けされていません。導通は必要ですから、導電性接着剤を使用していると思います。
車載で使用しますから、振動は、あります。振動で導電性接着剤が剥がれたのでしょう。
OLD-AF計とNEW-AF計の購入時期の差は、65日ぐらいでした。製造工程を変更した時期に一致してしまったのでしょう。コストダウンですよね? 6年前の話ですから、その頃から脱ハンダが始まったのでしょうか?
上記の写真、左から右へ向かって、
1 左はOLD-AF計、右はNEW-AF計。
2 赤ボールペンの先が、OLD-AF計のハンダ付けされているICです。
3 OLD-AF計の、ハンダ付け部分の拡大写真です。
4 OLD-AF計の、ハンダ付けされているICです。
5 NEW-AF計の、ハンダ付けされていなかったICです。赤枠は導電性接着剤の残骸です。黄色枠が今回のハンダ付け修理した痕跡です。ICの角度が少しずれている理由は、基盤面を表面に沢山露出させてハンダ面積を確保したいからです。
伝導性ポリマーや導電性接着剤などは、素晴らしい技術だと思いますが、特に接続部の耐久性や安定性などはどうなんでしょうか?
余談ですが、
昔ながらの製造手法だった空冷ポルシェが、何十年も経過した現在も存在しています。
おおむね2000年前後から外車国産問わず自動車のトータル品質は、オーナーサイド(ユーザーサイド)での感覚では劇的に良くなり壊れにくくなったように思えますが、こらから訪れるであろう何十年というスパンでの耐久性はどうなのでしょうか? 見守りたいと思います。
最近のコメント